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2020 470 Class Kanto Championship Report





今大会を開催するにあたり、日本セーリング連盟の「セーリング競技に関わる大会等再開時のガイドライン」を遵守し、オンラインを活用しレースを行いました。

また、オリンピック延期に伴うヨットハーバーの使用制限のため、江の島ヨットハーバー・葉山港の既存艇や浜からの出艇以外の選手については、参加艇数の制限を設け大会を行いました。

選手の皆さんにはご不便をお掛けしております。

大会初日は、関東学生ヨット連盟からの要望により前週に台風の影響により不成立となった関東インカレ・スナイプ級の振替レースを併催する形での実施となりました。

直前でエントリーをしたチームもあり、今年一番のエントリーが集まりました。75艇を1フリートでのスタートとなり、来月に開催される全日本インカレを想定したトレーニングになったのではないでしょうか。

大会初日は、30度の風が入り17knot(AV12~15kt Max21kt)程の風、秋らしい冷たい雨のなかでのレースとなりました。関東470選手権の第1レースは高橋雅之メモリアルレースとし、1位チームのクルーへカップを授与することとしています。高橋雅之さんは、現在オリンピック強化委員会の中村健次さんの現役時代のクルーとしてコンビを組み、ソウルオリンピック出場、470ワールドで3位を2回、全日本470選手権優勝2回、その他数々の大会で活躍され、2002年に40歳の若さで永眠されたセーラーです。

ここ江ノ島で活動していたセーラーでしたので、高橋さんを偲んで、このレガッタの1レース目を メモリアルレースとしました。

今年のベストクルー賞は、東京オリンピック日本代表の外薗選手となりました。



大会を通じ、東京オリンピック日本代表の岡田選手・外薗選手・吉岡選手がレースを引っ張る形となりましたが、学生選手についても速い走りがあり、途中まではトップを走ることもありました。

特に関東インカレ・スナイプ級と併催になった土曜日については、470級とスナイプ級の選手がコミュニケーションをとるなど全日本インカレ前に個人力・チーム力の向上となったのではないでしょうか。


今大会の表彰式については、コロナ対策の一環で表彰式をZOOMにて開催しました。

優勝選手からのコメントは下記の通りです。

・総合1位

岡田選手「2日間ありがとうございました。」

外園選手「寒い中でしたが、運営してくださった方、協力していただいた方々、ありがとうございました。」

(表彰式後、密を避け選手にメダルをお渡しさせて頂きました。)


・女子1位

伊藤選手「2日間、強風でしたけど、1位になれてうれしいです」

森田選手「運営のほうありがとうございました。無事に2日間レースできてよかったです。」


女子優勝 伊藤選手/森田選手 法政大学


今大会で関東470協会のレースは終わりました。

ポイントランキング1位の学生選手には、スピンが進呈されます。また、ランキング上位には全日本470選手権の出場権利を獲得となります。ポイントランキングの結果は近日発表となりますので、お楽しみに‼️

今年の全日本470は、11月11日~11月15日で江の島開催となります。

関東水域の代表選手についても、近日発表となります!早期のエントリーをお待ちしています!

参加選手の皆様が安心してレースに参加頂けるよう、470協会一同真摯に取り組んで参ります。

今後とも各方面のご協力よろしくお願いいたします。


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