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The 3rd Fleet Race in 2023 Report



学生さんは新歓や関東学生ヨット春季選手権大会の追い込みの忙しいシーズンにも関わらず、参加艇数59艇のエントリーがありました。そして中部水域から豊田自動織機と名古屋工業大学も参加してくれました。



DAY1

前日の暑い気温も落ち着き、朝から北風が吹きつける中、40° 0.6マイルでコース設定を行い、定刻の11:00に第1レースが行われました。


しかし、次第に風が弱くなり、2レース目がスタートしましたが、左右に大きく風が振れてしまいノーレースとなりました。

その後、東に回まり風も弱くなり風待ちとなり、南に回って安定したのでレース再開となりました。


江ノ島から葉山に流れる強い潮でスタートもラインに押し出されてしまい上手く出れなかったり、ダウンレグも葉山側に流され下マーク付近では混戦となってました。

トップ集団はブローを確実に掴むコース取りをしてましたが、後続艇は掴みきれず大きく離されてフィニッシュとなりました。



DAY2

朝から北風が吹いていて、40° 0.65マイルでコース設定を行い、定刻の10:30に3レース目がスタートし、順調にレースを実施しました。

まだ北のブローが残っていたので55° 0.6マイルで4レース目を設定、本レガッタで初めてゼネラルリコール、1艇のBFDありでスタートになりました。1マークでR旗が掲揚され、次第に風が弱くなる中、左右の海面でブローの入り方が違うために難しいレースとなりました。


5レース目は風がスタート前に南方向にシフトしたので風待ちをして、125°に変わったので 0.4マイルのコース設定で弱い風でスタートしました。

12時過ぎから潮が三崎から江ノ島方向に逆転し、軽風でスタートしにくい状況の中、一線から飛出しいち早くブローを掴んだチームが上位に入っていました。後続艇はダウンレグの上位集団に合わせず、レイライン付近で上手くブローに合わせて走れるようにすれば、前の集団に追いつく事も出来るはずなので工夫して欲しいです。


本レガッタは陸風中心で振れが大きく難しい風の中でも安定した成績でまとめた艇が上位に入りました。

優勝は、JPN4821 石川/松山・吉野組(早稲田大学)

2位はJPN 4789 飯田/藤倉・高田組(早稲田大学)

3位はJPN4732 安/青木組(中央大学)

となりました。



全体的にマーク付近での艇の位置取りや回航時の艇の動きと動作がバラバラに見えました。

練習ではマーク回航を出来ていても、レースでは上手く行かなかった所を今後修正していただければと思います。





次は5月27日~ 5月28日に開催予定の関東470選手権予選です。

また、今年の全日本470選手権は全日本470の歴史で初の東北エリア開催となります。


開催地:宮城県名取市閖上ヨットハーバー

日程:9月6日〜9月10日


関東470協会は選手の方に参加しやすいような環境をご提供できるよう全日本参加支援を予定していますので、決定しましたらお知らせします。

沢山の参加お待ちしてます!

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